以前、脱ステロイド中の生理用品で紹介した月経カップ。
紹介した当時は興味はあるけれど、まだ使っていない…という状況でした。
ですが先月2020年10月、初めてのサーフィン体験を予約した直後に生理が始まり、
月経カップを購入。到着後すぐに使い始めました。
その頃から1年経ちましたが、実はこのブログは2020年12月に書いたまま公開せずにいたものです。
本日は、月経カップを使い始めた時の困惑を改めて思い出しつつ
1年間使ってきての、使い方のコツなども含めてご紹介できればと思います。
月経カップとはなにもの?!エコな生理用品がメジャーになる日も近い
月経カップという名前を初めて目にするかたも多いのではないでしょうか。
最近海外で流行し、第3の生理用品と言われている、膣内で経血をためるシリコンカップです。
煮沸消毒して、なんども繰り返し利用できるので、ゴミを出さないエコな生理用品として、環境意識の高い国などではメジャーになりつつあります。
月経カップの特徴とスタンダードな使い方
では実際どんなものなのか、まずは写真とともに特徴を紹介します。

※ ↑使用する前に撮っておいたものなのでご安心ください
- 主に医療用シリコンやゴム、ラテックス製
- 価格は5000円前後
- 柔らかく変形する
- 最大12時間連続使用可能
- 空気穴がある(カップの開きのために必要)
- 取り出す際のツマミがある
- 貯留量のわかる目盛がある
- 煮沸消毒するため、熱にも強い
- 1度購入すれば数年間は繰り返し利用可能
私の場合はアマゾンで購入したディーバカップ(サイズ2)を利用していますが、
カップやツマミの形状はメーカーによって様々です。
月経カップで買い物サイトを検索すれば様々にヒットするので、
口コミなどをご覧になってご自分に使いやすいのはどれか比較してみるのオススメします。
使い方は以下の通りです。
- 使用前に煮沸消毒
- 膣内に折り込んで挿入し、カップの中に経血をためる
- カップの底のツマミを持って引き出す
- カップ内の経血をトイレに流す
- カップを洗って再挿入
- 生理終了後煮沸消毒し保管
- ※月経カップに触る際は手指をよく洗う(または消毒)
- ※煮沸消毒の際は、耐熱カップに月経カップをおおう量の水を入れレンジで5分でもOK
挿入時の折り込み方はカップを斜めに尖らせて先端を細くするのがオススメです。
(後の項目で使用感などレポしています)
また、最近は手指消毒用アルコールを持ち歩いていることが多いので
外出先でも手を消毒したり、取り出したカップをトイレットペーパーで拭き取って消毒して、再挿入することもできるので、洗う場所に困ることはありません。
月経カップと布ナプキンの併用で環境にも身体にも優しい生理期間へ
日本ではエコで身体に優しい生理用品として『布ナプキン』が支持されていますね。
何度も洗って使えるのはもちろんですが、使い捨てナプキンの化学繊維にかぶれやすい人にも支持されています。
そんなエコで肌に優しいと言われている布ナプキンですが、経血量が多いとムレてしまい、ムレが原因の肌負担はどうしても起きてしまいます。
また、洗う負担が大きいことで使いにくいと感じている方も多いのでは。
特に経血量が多い時期は、洗っても洗っても経血の色がまだ出てきて
洗うのが手間に感じる経験をされた方もいらっしゃるのでは。
(こんなにも吸っているのかといつも驚かされますw)
そんな手洗いの手間とムレの両方が月経カップと一緒に使うことで、解決します。
布ナプキンが吸収する経血量が減り、ムレと洗う負担が軽減するということで、
併用されている方も増えているようですね。
現在はまだ生理用の布ナプキンを使用していますが、今後は上記リンクのようなライナー系で十分と考えているので、これから購入しようと考えていたのがこれです。
このページでは「月経カップとは」について書いてまいりましたが、
月経カップについて説明したところで良さそうだけど…ちょっと怖いとお思いの方も多いのでは?
私自身、実際に月経カップを使った時、結構アタフタしました。
どんな風にアタフタしたかを次のページでご紹介します。