◆本文の前に脱ステについて◆

このブログは脱ステロイドを推奨するためではなく、今脱ステで苦しむ方々の励みとなり、役立てればと始めましたことを、あらかじめご理解いただければと思います。
それでは本文へお進みください^^

ステロイド治療?脱ステロイド?どれが本当でどれが嘘?アトピー治療の選び方

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世の中には様々な情報が溢れ、アトピーについても様々な情報が溢れています。

特に、ステロイドを使用するか否かについては大きな議論も生んでいます。
ステロイド治療を熱烈に推す人がいる一方で、
ステロイドは害悪だと、脱ステロイドを広める人もいます。

そんな中で、どれが本当でどれが嘘なの?とお迷いになったことがある方も多数いらっしゃるのでは?
かくゆう私も、同じように様々な情報に困惑してきました。

そして、最近感じていることがあります。
それは、全て本当ではないか?ということです。
もし、混乱させてしまったらすみません。

私自身、脱ステロイドのブログを書いていますが、
ステロイドを使いながら治癒させた方の情報なども見ていて、
私も本当だし、ステロイドを使いながら治癒させたのも本当だろうと思えるのです。
また、脱ステロイドで失敗し、痛い目にあった方も本当だろうとも。

そんなことを言ったら、どうやって治療法を選べば良いのか?
本日は、治療法についてお迷いのかたに、私がどんな風に情報収集し、
取捨選択してきたかをご紹介いたします。

ひとつ、先にお伝えしたいのは、誰かが成功したから、お医者様に言われたから…
などと、特定の誰かの情報だけを鵜呑みにして、
自分の状態に合わせて検討しないままに、合わないことを続けるのはとてももったいないこと。

自分で情報を収拾し、自分の状態と照らし合わせ、良い面も悪い面も知った上での行動は、
結果どうなろうが、得るものがとても大きいです。

これをお読みの方が、未来の選択肢を増やし、アトピーを治癒させて快適に過ごすために、
まずは、ご自身がお選びになる基準を作る参考になれば幸いです。

アトピー治療を成功させる情報収集&分析→選択&実行への3ステップ

少し冒頭からの繰り返しになりますが、お付き合いください。
アトピーに関してだけでも、ステロイドか脱ステロイドか
デュピクセントかコレクチムか…様々に情報があふれています。

また、脱ステロイドを選ぶにしても、脱風呂を進めている人もいれば
身体を温めるためにお風呂に入った方がいいという意見も。
脱糖質をした方が良いという意見もあれば、タンパク質に偏る食事は腸に負担かけるので、
脱糖質はしない方が良い。
脱保湿を勧める医師もいれば、保湿を勧める医師もいる。

え?何を言っているの??と思うくらいに正反対の意見や療法に混乱しますよね。

そんなたくさんの情報から
「なにが本当なのか?」「なにが正解なのか?」
と正解だけを選ぼうとしていませんか?

実は「これだけ」という正解はありません。
人により体質も体調も千差万別です。
その時々の季節や体調、身体の状態により、
それぞれ全てが「正解」になりうる可能性があるのです。

そのため、「これは本当」「これは嘘」「これは正解」「これは不正解」というくくりで
「ひとりの人(医師)だけが発信している情報を信じる」
などをしていると、様々に混ざり合っている自分の変化と同じ時もあれば違う時もあることに気づかずに、すでに合わなくなったことを続ける…などを行うことになりかねません。

うまくいくルートってみんな違うのですよね。

では、様々な情報の中から、どうやって自分のルートを見つけて選べばいいのか…
私自身が選択する際のStepをご紹介します。

Step1:成功する情報収集は良し悪しのジャッジせず並列に引き出しに

情報を見かけた時に、
「これはムリ」
とさっさと切り捨てることはありませんか?

一瞬興味を持っても
「誰かがダメと言っていた」
「批判が多い」
「失敗している人が多い」

という情報を目にして、怖くなり、その情報を『悪』と決めてシャットダウン。
または過剰に傾倒して、他の情報が入りにくくなったり…

情報は、その時必要な情報もあれば、あとから役に立つ情報もあります。

ちょっと変な話ですが、人間の脳って、思っている以上に優秀です。
案外と、目に入ってくる情報って、脳が必要としているから目につくのです。

その時すぐに役立たないかもしれない、
でも、知っておくと後で役に立ったりヒントになる

全てを覚えておく必要はありません。
「そんな考え方もあるのか」
「そんなやり方もあるのか」
程度に軽く目を通しておけば、必要になった時に必ず思い浮かぶ。

脳ってすごいw

だから、目についたものは、良し悪しのジャッジせすに、
まずは情報として脳の引き出しに入れておくことをオススメします。

そのように集まった情報の中から、今の状態に合わせて選択していきます。
自分の身体に実際に行うことなので、軽く目を通しただけのことを
そのままやるのはオススメしません。

気になる情報、これをやってみたいなという情報があったなら、必ず行いたいのがStep2です。

Step2:成功例・失敗例の双方から分析する

不思議なことに同じことを選んでいても、
成功している人もいれば、失敗している人もいます。

それらの両方に目を通しているとわかってくることがあります。

  • 方法(大まかには同じでも細かくは違う)
  • タイミング(季節や身体の状態など)
  • 性格(せっかちか待てるか)
  • 体質

それらを見ていると
「この人は、この時期じゃなかったんだろうな」
「この人は、これが合うタイミングにちょうど良くできたのだろうな」
「この人みたいな性格だから、楽しめたのだろうな」
「もう少し、これも一緒にやったらきっと成功したよな」

ひとつのことについてそれぞれに調べていると、
同じようでいて皆全然ちがいます。
なぜ成功して、なぜ失敗したのかが見えてきます。

そうすると、自分の状態に照らし合わせやすくなっていきます。

Step3:自分の現在の体質・性格・生活パターンなどに合わせて選択

誰かが成功した方法を、そのまま自分が実行してもうまくいかないことってあります。
また、一度良かったと感じたことをずっと続けていても、それ以上に回復しないこともあります。

人はそれぞれに違いますし、ひとりの人の中でも変化しているのです。

そんな時に、沢山の人の情報を見ていると、今の自分の状態に合っていそうな情報が見つかり、
成功や失敗の体験談を収集しているうちに、自分に合わせたアレンジができるようになります。

  • 自分の肌状態
  • 自分の排便や腸の状態
  • 身体の冷えやコリの状態
  • 季節的なタイミング
  • アレルギー
  • 仕事をしているか休職中か
  • 睡眠時間・食事時間・お風呂時間
  • 外食派か手作り派か、変更できるか

自分に合わせて考えてみようと思うと、色々ありますよね。
生活や仕事をする上でできることもできないこともあります。

自分の生活に合わせた時に、できるのか、できないのか、
できなくても、変化させれば対応できるのか…

自分の未来に起きることを良い面悪い面含めて分析し、
自分の状態や生活に合わせてシュミレーションしておくことで、
自分が納得して選ぶことができます。

アトピー治療を成功させるキーは納得感とサトリ

納得しないままに言われたことをやるって、結構苦痛じゃないですか?

「騙されたと思ってやってみて!」
という言葉もありますが、そう言われながらも、
なんだかんだ納得していたり、それいいなって思うから、
「やってみよう」
と思いますよね。

言われたことを鵜呑みにするのではなく、納得するために調べるのって、有効です。
また、納得していると、割とつらいことでも頑張れたりします。

そして、もう一つ大事なのはサトリ。

サトリってなに?!→差取り・実感のこと

実感のないことを続けるのって、結構苦痛です。
でも、実感てなかなか生まれにくかったりします。そのための差取りです。

  • 始めた時の差取り
  • 継続中の差取り
  • やめた時の差取り

実は、始める時よりも、辞める時のほうが実感がしやすかったりします。

私の場合は、糖質制限中、痒いし、本当にこれ続ける意味あるの?!と思っていました。
でも、2ヶ月ほど糖質制限を続けた後、和菓子が食べたくなり食べてみたところ、
それまでの痒み以上の痒みが身体の中から沸き上がってくるのです。。。
(ちなみに、和菓子は血糖値がダイレクトに上がるので、反応がわかりやすいです)

そのため
「あぁ、糖質制限は、必要なんだな」
と、眠れない痒みが続いている間は、糖質抜きで過ごしました。

差取りをするためには、最低でも2週間ほど続けてみることをお勧めします。
とはいえ、実感がない状態で続けるよりも、小さくても実感は見つけると、楽しめます。

どんな変化があるのかをあらかじめ知っておくと、
自分に変化が起きた時も気付きやすいので、成功例・失敗例を集める時に、ぜひチェックしておいてください。

とはいえ、『良い実感』だけでなく『悪い実感』が起きる時もあるでしょう。
成功例にも見当たらないような『悪い実感』を感じるなら、
2週間も待たずにやめることも大切です。
(私の場合、炎症に良いと言われているタマヌオイルが合わずかぶれました。
 数日置いてもう一度使用してかぶれたのを確認し、それ以降利用していません)

最後に自分の状態に合わせて軽やかに変化するということ

季節が変化するように身体も変化します。
一定のところで止まっているということはありません。

私自身、脱ステ中に行ってきた、
『脱風呂』『脱糖質』『脱保湿』
は今では行っていません。

脱ステ中の浸出液が出る時期から、落屑中心の時期へと移り変わる頃に、
血液循環を考えて、脱風呂をやめ、軽い保湿も行いました。

とはいえ、ずっと保湿し続けているかというとそうではなく、
ベタつきを感じる時期になったら、保湿は一切していませんし、
乾燥を感じる時期になったら、多少の保湿はします。

こんな風に、季節や肌状態、身体の状態に合わせて、変化させます。
変化させてみて合わなければ戻せばいいし、新たな変化をさせても良いと思います。

少ない情報の中で、ひとつのことに固執してとどまり、
自分の状態の変化にも気づかないまま、合わなくなった同じ方法を続けている人も
病院などで見かけてきました。

もちろん、先生は「これが正しい」と言っています。
ある程度の段階までは正解なのだと思います。

でも、あなたの目指す状態の人が、そこにとどまっていないのなら、
変化のタイミングかもしれません。

現状を今一度振り返り検討してみます。

  • 続ける
  • やめる
  • 他を検討する

そんな時に、Step1でお伝えしたような
〜目にした時は検討していなかったけれど一応目を通しておいたような〜
忘れていた脳の引き出しにしまわれていた情報が
「あ、そういえば」
と突然に思い出されたりするのです。

そしたら、Step2の分析・Step3の選択です。

そんな瞬間を繰り返していると、
自分に合わせて軽やかに選択できるようになっていきます。

最後に、目指すところは同じでも、アプローチは人それぞれです。
この記事があなたご自身にとって、最高のアプローチを見つける基準づくりの参考になれば幸いです。

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