「脱ステロイドしても、アトピーは残る」
そうゆうものなのかと思っていました。
なので、脱ステ後は、ひどい浸出液や皮剥けはなくとも、
多少のかゆみがいつもあったり、肌荒れする時が月に一度くらいはあるのかなと思っていたのです。
自分が脱ステするまでは。
2019年8月に脱ステロイドを開始して、現在2年が経ちます。
2年経過した私がアトピーの悩みを感じる時間はほんのわずかです。
多くのブログを拝見していると、
脱ステロイドから何年か経過してのブログなどが少なく、
またリバウンドするのでは?悪化しているのでは?
と気になる方も多いのではと思います。
私自身も、更新の止まったブログを訪れては
その後どうされているのだろう…と気になることが多くありました。
(そうゆう私も更新が止まっていましたが^^;)
本日は、2年経過しての現状写真を過去の写真と比べながら、
現在の生活についてご紹介します。
アトピーがないって、こんなにこんなに快適な人生が自分に訪れたことが、いまだに信じられません。
それでも実際にほとんどアトピーを感じない生活が訪れています。
今、辛い思いをされている方に
かゆみや肌荒れから必ず解放される時がくるというきっかけとなったら幸いです。
脱ステロイド前のアトピーの状態と悪化時の写真
アトピーがひどかった頃は、顔は主に口周り(特に鼻の下)とこめかみに炎症が出ていました。
また、いつでも手荒れをしており、季節を問わず、市販の洗剤を使うと手がボロボロになっていました。
いつも背中が痒く、お風呂上がりには夫から背中に薬やクリームを塗ってもらう生活が10年ほど続いていました。
正直、昔…10代の頃は顔にも背中にもそこまで炎症はなく、指だけでした。
それがだんだんと顔や体へと広がり、数年に一度とてもひどい状態に陥る。
上の写真は、突然起きる大悪化の時です。
今見てもあの頃の痒さや痛さ、不安が伝わり泣けてきます。
人前に出たくないくらいの大悪化の時期は数年に一度繰り返していて、その度に強めのステロイドが処方されて、落ち着く…という状態をずっと繰り返していました。
若いうちは、一時的に悪化しても、割とすぐに良くなり、ステロイドを使用する期間は月に1週間ほどでした。
それが、だんだんと悪化が長引き、慢性的な炎症がぐずぐずとあり、
その炎症部分に弱いステロイドをずっと塗り続ける…
という状態が続いていたのです。
脱ステロイドから2年経過した現在の症状や写真とステロイド他薬の使用状況
アトピーは再発していない?痒みは全くないの?
脱ステロイドから2年経過した今は、夏に汗荒れを起こしましたが、
薬等は一切使用せずとも問題なく治癒しました。
主にデコルテ・脇・肘の内側の汗が溜まる場所に炎症が起きていました。
汗を残さないことが一番な対策とも感じます。
現在は、乾燥を感じる時もありますが、アトピーのような、
人目も気にせずかきむしりたくなるような痒みは感じことはほとんどなく、
時々指に炎症が出る程度です。
指の白斑が炎症のもと?不思議と白斑部分に起きる指荒れ
これは、私だけなのかわからないのですが、
指の炎症については、白斑となっている部分によく起きます。
その白斑部分も、何度か炎症を繰り返していますが、皮が剥けるたびに薄くなるのを感じます。
昨年は日焼けした肌に残った白斑がもっと白く感じていたのですが、今年は白斑も目立たなくなりました。
この部分も、あと何度か炎症が起きて、体に不要なものが出たら他の皮膚と同じようなキメが戻りそうにも感じているので、荒れても気にせず放置しています。(そのうち治るので)
このページでは、アトピーだった頃の写真と、現在の症状などの写真を紹介しました。
次のページでは、2年経過した現在の生活で気をつけていることについて紹介します。